学校祭は担当次第でやる気が変わってました
2学期と言えば、私の頭に真っ先に浮かぶのが中学校の学校祭。
10月頃に行われるのが私の勤務していた地方では一般的でした。
この準備が夏休みが終わると始まるのです。
私がよく担当していたのは舞台関係。
日頃定時で帰ることをモットーとしていた私も、この期間だけは延長勤務していたくらい好きな仕事でした。
舞台というと演劇と思うかもしれませんが、それはその学校によって違っていました。
ある学校ではダンスパフォーマンスを中心にしたステージをやらせてみたりもしました。
生徒たちが歌やダンス、お笑いを披露するステージを演出したこともありました。
照明の準備から、リハーサルまで何かと忙しく大変でしたが、私としてはこの仕事は好きだったので疲れはしましたが楽しかったです。
反対に、展示関係の仕事はあまり好きではありませんでした。
(もちろん何度かは展示もやっていました。特に展示に関しては時間通りに準備ができるので、ステージと掛け持ちさせられることもあり死にそうになったこともありましたね。)
マジで展示だけを担当したときは死ぬほどやる気がなかったですね。
人には向き不向きが絶対あるんですよ。
そこを考えずに適当に割り当てると人のやる気を奪いますね。
まぁこの時は私が転勤したばかりで、私の特性を生徒会の先生が知らなかったという残念な状態だったからなのですが……。
展示以外で大変だったのが喫茶や食堂関係の仕事。
採用されたばかりの年、担当したのは喫茶部門のフランクフルトの係。
学校のホットプレートを使って1日中フランクフルトを焼き続けた思い出しかありません。
焼きたてがよく売れるのですが、一度に焼ける量も限られているので、とにかく焼きっ放し。
あの後はしばらくの間、フランクフルトやソーセージは見るのも嫌でしたね。
さらに食堂は女の先生がやって当たり前みたいな流れがまだまだ一般的な時代。
ちょっとでも手が空くと、食堂の手伝いに行かされました。
でもステージ担当の時だけは食堂の手伝いに呼ばれることがなかったので、それが尚更ステージ担当好きになった要因かもしれませんね。
演劇にしろ、ダンスパフォーマンスにしろ、構成プログラムや台本を1から書くのはなかなか大変でした。
夏休み中から書き始めるのが普通で、戦いは2学期になる前に始まっているのが普通だったのです。
だからこそ最後の達成感は何にも代えがたいものでした。
これらのステージ関係が終わった後の私は、大体いつも燃え尽きてましたね(笑)。
午後の合唱コンクールの記憶の大半は、後日のDVDによるものですから(#^.^#)