かずたまりん通信

元中学校教師の独り言。今だから言えることもあるんです。

お父さんたちも頑張ってたなぁ 学校祭のおやじの屋台

おやじの屋台が楽しみなんですよ

学校祭と言えば舞台やら展示やらで忙しいのですが、当日もっとも忙しいのは昼時の食堂関係でしょうねぇ。

決められた時間に一斉に大勢のお客さんをさばくわけですから、人手も必要だし目が回るほど忙しいわけです。

食品を扱うので気も使うし、生徒だけでできるわけがない。

先生方と保護者も入って初めてなんとか運営できているというのが今まで務めてきた学校では当たり前でしたね。

そんな食堂部門は基本的にはお母さんの出番という感じだったのですが、過去に勤務したいくつかの学校には「おやじの屋台」というお父さんが主役の出店がありました。

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メニューは焼き鳥やおでん、肉まん、フライドポテト、ポップコーン、チュロス、フランクフルト、チョコバナナ等その年によって微妙に変わります。

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小中学生がお小遣いで買いやすいように値段も安く設定されているので、毎年大変な人気でした。

それぞれの学校の規模は違うものの、屋台をやっていたお父さんたちはどちらもなかなかの気合の入りようでとても楽しそうでした。

学校祭が近づくとお父さんたちは仕事終わりに集まって、メニューや当日の担当を決める話し合いを楽しそうに重ねていました。

当日はおそろいのTシャツを着てやっていたりする姿も見ることができました。

屋台にいるお父さんたちは誰もみなキラキラの笑顔で頑張っていて、なんだかとっても元気をもらえる感じだったのを覚えています。

学校との係わりっていうとどうしてもお母さん中心になってしまうことがありますが、このおやじの屋台があった学校では、保護者のお父さんの係わりが多かったと思います。

そのおかげか、生徒指導でも協力してもらえたことが多かったんですよね。

それぞれの家庭や学校にいろいろな事情があるだろうけれど、学校行事にお父さんが登場する場面があるっていうのは素敵ですよね。

今年も学校祭の便りが届いています。

おやじの屋台を楽しみにして、晴天を祈りながら行こうかなぁと思っています。

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もちろん、お母さんたちが作ってくれる美味しいおそばも食べますけどね。

食欲の秋ですね。