かずたまりん通信

元中学校教師の独り言。今だから言えることもあるんです。

先生時代でも、私、定時で帰ってました。~飲み会への出席はマジで辛かった~

喫煙者はそんなに偉いのか?

先生時代は何か行事が終わるたびに、反省会という飲み会が設定されていました。

学期ごとに幹事担当が回ってくるし、基本的には参加して当たり前の風潮でした。

私は実はこの集まりがあまり好きではありませんでした。

いや、はっきり言って嫌でした。

理由はただ一つ。

煙草の煙が嫌だったからです。

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今でこそ禁煙席とか、分煙とかで多少の気を使ってもらえるようになってきましたが、私が採用された当時はお酒の席での喫煙は当たり前。

むしろ偉そうにぷかぷか煙草をふかしている先生ばっかりでした。

煙が嫌だと言っても「飲み会の間くらい我慢しろ」なんて信じられないようなことを平然と言っていた先生方がいたくらいです。

今なら、ぶっ飛ばしてやりますけどね。👊

お酒に弱いわけではないけれど、たばこの煙にめちゃ弱かった私は、よく気分が悪くなって早々に逃げようとしたものでした。

なかなか帰してもらえませんでしたがね……。

こんな飲み会から帰宅した後は、自分が何となくたばこの煙で燻製にされたような気がしました。

そこで、早々に入浴し、身に付けていたものは全部洗濯しないと、家中がずっとたばこ臭いままになってしまうのでした。

喫煙者には喫煙者独自の理屈があるのか、嫌煙家の気持ちをなかなか理解してもらえませんね。

飲み会の間くらい我慢してとか、煙が嫌なら来なければいいとか平気で言ったりしていました。

煙が嫌だから飲み会に行かないと実際に言ったこともありましたが、それを言ったら言ったで「そんなことで」と言う人もいるわけです。

じゃあどうしろっていうの?

「飲み会の間くらい我慢して」はこっちのセリフだよって話です。

これは私の周りの先生たちだけだったのかも知れませんが、喫煙者の先生方は自分勝手な人が本当に多かったのでした。

喫煙者って、そんなに偉いわけ?

喫煙する先生の印象はいつも悪かったのでした。

それでも私が勤務した学校は順番に職員室の分煙化に成功し、非喫煙者の先生方は生活しやすくなりました。

やがて他校でも、次第に校地内完全禁煙という素晴らしい状態になりましたが、飲み会での禁煙化だけはいつまでたっても完全実施に至らなかったのでした。

その後、多少キャリアを積み重ねたことで、自分の裁量で飲み会の席では喫煙者をまとめて換気扇の真下に配置するとか、煙草は外でと言えるようにはなりましたが、やはり飲み会は好きではないままでした。

トラウマか?

最も好きじゃなかった飲み会は保護者と一緒の歓送迎会とか、親睦会。

これは先生方よりも辛いものがありました。

なぜなら喫煙者率が田舎ほどグーンと上がるからです。

お父さんたちだけでなく、お母さんたちの中にも喫煙者がいるいるいるいるいっぱいいるよぉーーーー。。

会場が煙くなっちゃうことがとても多かったです。

煙草さえなければゆっくりお話もできたのでしょうが、たいていの場合、自分の身を守るためにさっさと帰っていました。

当時の保護者のみなさんへ。

早々に帰ったのはみなさんのことが嫌だったわけじゃなかったのですよ。

煙が嫌だったんです。

それだけです。

煙がないところだったらゆっくり話せますので、今度は空気のいいところでゆっくりお会いしたいですね。

って、伝わるかなぁ?

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