先生の数だけドラマがある８ ～なんかヘンだなと感じた先生～

世の中にはいろいろな先生がいるものですが、「こんな先生ってあり?」って思っていた先生を紹介します。

 生徒との距離感がビミョーな先生

彼女は生徒との距離感が取れないのか、わざとなのか、生徒とやたらくっつく先生でした。一番気持ち悪かったのは男子生徒の手の爪を割と密着しながら切ってあげていたことです。「中学生なのだから自分で爪を切らせてください。」と他の先生から注意を受けても、「コミュニケーションの一環なので…」とか言ってなかなかやめようとしませんでした。（まだ続けているのかも？）また、彼女はとても長い髪の毛をしていたのですが、生徒に自分の髪の毛を自由に触らせていました。かなり異様な光景でした。先生と生徒の距離感ではないよなとずーっと思っていました。当然注意もしてみましたが彼女には私の感じている異様さが理解できないようでした。自分のことを名前で呼ぶだけでなく、生徒からも下の名前で呼ばれるようにしているのも「なんだかなぁ」な人でした。レースやフリルのついたラブリー系のファッションが好きで言動が幼いのですが、年齢はすでに３０歳代でした。はたから見ているとただ痛々しい人でした。

実は彼女は保健室の先生なのですが、清潔感がありませんでした。原因はその長すぎる髪の毛。腰まである髪の毛を結いもせずに登校し、移動するときは髪の毛をフワフワさせて歩きました。他の先生の机の横に立った時などに、その髪の毛が机に載ってもお構いなし。相手が不快かどうかに対する感受性はないようでした。これも注意してみましたが、改善はされずでしたね。（髪を伸ばすのが小さい頃からの夢だったそうですが、仕事と関係ないところでやればいいのにと思ったのは言うまでもありません(>_<)）とにかくそのスタイルのせいで清潔感のない妙に少女趣味の保健室のセンセイとなっていました。

ついでに言うと、彼女は敬語が正しく使えなくて、よくハラハラさせてくれました。先輩の先生方にはもちろんのこと、校長先生や教頭先生に対しても平気でタメ口でした。私は会って早々にそんな口調で話しかけられたので「私とあなたはお友達でしたっけ？」と思わず言ってしまったほどです。

いろんな「ん？」な先生に出会いましたが、彼女ほどビミョーな印象を残してくれた保健室のセンセイはいませんでした。今でもあの頃と変わりなく、長い髪をそのままにしてどこかの学校を歩き回っているのでしょうか。是非ともヘアドネーションでもして、その自慢の髪の毛を世の中の役に立ててもらいたいと思います。

ヘアドネーション…小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故等で頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動

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