テレビドラマよりもドラマチック⁈先生たちの恋愛って結構めんどくさい。~エピソード1~
先生たちのプライベートに全く興味のなかった私。しかし、何故かプライベートの先生たちによく遭遇してしまう人でした。特に、こっそり交際しているような先生たちほど遭遇してしまうという困った星の下にいました。まぁ、私はそれを誰かに話したりするような労力を使うのは馬鹿馬鹿しいと思うようなタイプだったので、遭遇しても「あっそうなんだ。」と思うくらいでした。でも、相手は実に気まずそうにしたり、後日わざわざ口止めのようなことを言ってきたり、探りを入れてきたりと本当に面倒くさい人たちが多かったです。まず今回はこの2人のエピソードを話します。
A先生は俺様キャラの強引マイウェイな先生。M先生は典型的なぶりっ子タイプの先生。2人は同じ学校に同時期に異動してきました。その学校は同年代が多かったためか、A先生がリーダーとなってサークル活動が始まり、彼女も参加していました。平日の勤務が終わった後の活動が週1,2回ありました。その後は決まって反省会。当然ながら多忙な先生たちの参加率は下がる一方。それに対して、「せっかく自分が計画立てているのに。」とA先生はご立腹。それをいつもそばで聞いて「うんうん、そうだねぇ。」と言っていたM先生。これがきっかけなのか、当然のように2人はお付き合いを始めたようです。
ある日のことです。私がM先生のアパートの前をたまたま通りかかった時、正面からA先生の車がやってきました。そして、彼女のアパートの前に停車。彼女が出てきて助手席に乗り込む。というのを目撃してしまいました。この学校は職員同士の仲が良く、みんなで遊びに行くこともあったので、私はそのことを何とも思っていませんでした。だから、誰にも言いませんでした。
ところがです。2人のことが噂となって一気に地域中に流れ始めたのです。そして、その噂を流したのが私だと完全に誤解されました。それからというもの、A先生の私への態度が酷かったです。渡してくれるはずの配布資料がぞんざいになったり、連絡が適当になったりしました。極めつけは、私の担任しているクラスの生徒への指導がとても乱暴になったことでした(意味なく叱る、叩くもありました。大問題です。)。
さすがに文句を言いましたが、何だか自分を正当化するような訳の分からないことを言っていました。「彼女とのことがバレたくないなら、白昼堂々とドライブするなよ。」と心の中で繰り返し、あとは相手にしないことにしていました。あれから何年もたちますが、未だにA先生とはどこで会っても言葉を交わしません。本当に気持ちの小さい、態度だけはデカい男です。A先生のどこがいいのか全く分かりませんが、2人は後に結婚しました。(M先生にはいつか聞いてみたいとは思ってますけどね。)
先生方の恋愛関係を知ってしまうのは本当に面倒くさいんです。そんなお話、まだまだありますが、今回はここまで。✋
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