かずたまりん通信

元中学校教師の独り言。今だから言えることもあるんです。

先生時代でも、私、定時で帰ってました。~学校のお仕事考察編 その3~

ブラックと言われる学校勤務でも、定時退勤ができたのは何故なのか考えてみるの続きです。

学校でのお仕事をもっと考えてみました。(某県公立中学校教諭の場合)

 今回は配布されるプリント類の取捨選択について、私が実践していた方法を紹介します。

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プリント類の取捨選択(私の場合)
使っていた物
①Daisoで購入したプラスチックトレー(A4サイズ)4個
 色違いが分かりやすく使いやすかったです。重ねておいても邪魔にならない程度の高さの物を使っていました。
   文房具売り場のプラスチックグッズコーナーにあると思います。
Daiso等で購入できるクリアホルダー(A4サイズ)
 半透明の物が便利でした。中身が見えないタイプはこの作業では使いにくいです。
取捨選択の手順
①配布された時に「見たら捨てる」「残す」「保留」見分けてレタートレーに入れておきます。この仕分けはできるだけ毎日実施します。レタートレーに入れたらとりあえず重ねておいても大丈夫です。
②「見たら捨てる」は確認し次第処分します。この時、残さなければならないものが紛れていたら「残す」へ移します。それ以外は遠慮せず処分します。
③「残す」ものは中身が分かるようにクリアホルダーに入れ、保管します。この時に締め切りがあるようなものは4つ目のトレーに入れて分けておきます。
④「捨てる」と「残す」のトレーチェックは毎日やった方がいいですが、「保留」は時間のある時に見直すようにした方が無理せずにプリント類の断捨離習慣は続くと思います。
⑤「保留」の中身もまた、分類して処理していきます。何度も「保留」になるものはたいてい使いません。思い切って処分することをお勧めしておきます。
⑥トレーを置くスペースが机にない場合は、机上整理ができていない可能性があるので、掃除をしましょう。私の場合、重ねておけばそれほど邪魔にはなりませんでした。
          
この手順を繰り返して、一定期間過ごしたら、また全体を見直してみると、もっとスッキリすると思います。私の場合は最低でも週に一度、金曜日には見直すようにしていました。また、夏休み中や冬休み中の勤務時には資料類の見直しと大量処分をしていました。学期が替われば使わない資料は結構あります。終わったものは片付けた方が次に進みやすくなると私は思っていました。前にも書きましたが、学校には大半の資料が記録用として保管されていますから、捨てても困りません。思い切ってスッキリさせて、仕事をしやすくしてみてはどうでしょうか。考え方ひとつで「見つからないモノ」を探してばかりのロスもなくなると思います。目の前も明るくなると思いますよ。
あなたの机の上はスッキリしていますか?

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