年に3回は休むって決めていた子どもだった
小学生時代から、無理して学校に行くようなタイプの子どもではなかった私。
今でもそうかもしれないが、学校って休まない子どもを褒めますよね。
そう考えるタイプの先生から見ると「休む私」は優秀な生徒ではなかったでしょうね。
でも私は体調に関係なく「今日は休む」と決めたら「学校に行かない日」を自主的に作っていました。
欠席連絡は母親がしなければならないので、母に「今日は休みたい」と告げると、母は「分かった」と言い、適当な理由を付けて学校に欠席の連絡をしてくれていました。
だから、当時の先生たちは私の自主的な欠席の日と風邪などの病欠の見分けは付かなかったと思います。
本当のことがバレていたら、今だったら「不登校傾向」有りとしてマークされていたかもしれません。
でも学校にバレず、何の問題にもならなかったのは、母が私の意思を尊重して大騒ぎしなかったことと、そんな「自主的休日」が年に3日だったからでしょうね。
学校に毎日行ってると、知らないうちにストレスが溜まって心が風邪気味になることがあったんだ思います。
それを解消するためには、丸1日「学校から離れる」時間が必要だと本能的に分かっていたんだろうなと思います。
もしもあの頃、母が私の「自主的な休日申請」を却下して、無理矢理学校へ行くように私を叱っていたら、私はもっと深刻なストレスを抱えて、不登校になっていたかもしれません。
さて、そんな私は、1日自宅で自由にゆっくり過ごすことができると、次の日にはケロッと普通に登校できていたのです。
いわゆる週休日だけでは取り切れない心の疲れってあるんですよね。
これは大人も子どもも関係ないと思います。
そういう私の「自主的休日」は年に3日。
なぜ年に3日なのか?
それは各学期に1日休むと決めていたからです。
曜日は特に決めてませんでしたけどね。
これは小学3年生くらいから高校卒業するまで続きました。
大学生になって自分で時間割が決められるようになると、この習慣はなくなりましたね。(そりゃそうか(-.-))
社会人になってからは、ストレスがたまる前に自分の休暇を計画して、それを目標にするようになったので突発的なお休みは体調不良以外はなかったですよ。
心がしんどい時に無理したって大したことはできないんだから、上手に息抜きしたほうがいい。
休むことは悪いことじゃない。
次に進むためには絶対必要なこと。
夏休みが終わって学校が心から嫌だなぁとか感じるなら「自主的な休日」設定をしたっていいと思うということを子どもたちに伝えたいなぁと思います。
その休みを自分で決めることで心が軽くなるならその休日には意味がありますから。
先生だって学校に行きたくない日があるんだもの、子どもだからといって頑張り過ぎないようにして欲しいです。
大人のみなさんもお盆休みが終わって仕事が辛いなぁとか感じていると思います。
適度に休むのはなかなか難しいかもしれませんが、それでもエンジン全開にするのはもう少し後にして、ゆっくり働いてくださいね。
夏の疲れが消えた頃からじわじわと頑張りましょうか(^^)v