かずたまりん通信

元中学校教師の独り言。今だから言えることもあるんです。

通知表との楽しい付き合い方

通知表は是非ツッコミながら見て欲しい

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お子さんがいらっしゃるみなさん、通知表を見ましたか。

最近の通知表は手書きが激減して、パソコン作成のものが増えましたよね。

味気ないという声が聞かれますが、それでも作業時間は膨大なので、許してあげて欲しいです。

とはいえ、生徒一人一人に対してきちんと所見の文面を考えて書いている先生ばかりとは言えない現状もあるのですが……。

たまにではありますが、文章をコピペしている先生もいるので「おいおい」って思ってましたから。

なんかヘンだなと思ったら、是非ツッコんで聞いてみて欲しいです。

それから、所見の文章は「保護者にあてたもの」という認識ができないまま書いちゃう先生もたまにいるので、そこも見どころですね。

(学校によっては生徒用の言葉も併記されているものもあるみたいですけど、通知表は本来保護者への通知ですからね)

子どもたちも保護者もついつい各教科の成績に目が行ってしまうと思いますが、まだまだ見どころはありますよ。

成績の数字だけでなく、成績の観点の評価もよく見ると子どもたちの頑張りやこれからの方向性が見えてくると思います。

また、行動の記録の評価もしっかり見て欲しいです。

ここは担任の先生が子どもたちをしっかり見てくれているかをこちらが逆に評価できるポイントでもあります。

ツッコミを入れながらお子さんと一緒にじっくり見て欲しいですね。

そして、お子さんをいっぱいいっぱい褒めてあげてください。

でも、ご褒美に何か買ってあげるとかっていうのは何か違うと思うのでそこはよく考えてくださいね。

最後に、家庭からの欄には是非とも一言記入してあげてください。

些細なことでも記入してくだされば、先生の励みになります。

やがてそれがお子さんに返ってきますからね。