かずたまりん通信

元中学校教師の独り言。今だから言えることもあるんです。

給食のお話 6 ~メロンでお嬢様?給食にだって網目のメロンが出ちゃいます~

メロンをあげたら、お嬢様だと思われた(#^.^#)

大学一年生の夏休み。

山梨県に住む私の元に、実家から野菜やメロンがいっぱい届きました。

私の出身地はメロンの収穫量全国四位の青森県において、その七割を生産しているつがる市です。

実家は農家ではありませんが、親戚には農家がいっぱい。

つまり、メロンは小さい頃から買うものではなく「貰うもの」。

メロンは1人一個は当たり前の贅沢な食べ放題状態でした。

そんな私の元に届いた箱一杯のメロン。

何の迷いもなく、同じアパートに住む帰省していない先輩方や同級生に配りました。

それでも一人半分ずつにカットしてだったので、私としては少々申し訳ないなぁと思いながら各部屋に届けたのです。

ところが、受け取った相手は全員ものすごくビックリΣ(゚Д゚)していたのです。

「こんなにいいのぉ?」と先輩たちは言っていましたが、私としては一個丸ごとではないので、「少しですみません。」となんだかちぐはぐな会話が交わされました。

そのアパートでは、メロンをみんなに配ったことで、私は何故か「お嬢様」という誤解が発生してしまいました。

いやいやいやいやいや( ゚Д゚) 

先輩、お嬢様がこういう庶民的なアパート住みますかね?冷静になって!

後に誤解は当然ながら解けるのですが、メロンの威力恐るべしでした。

網目のメロンはいろいろな種類があるので、値段も手ごろなものから、高級なものまで幅広くあります。

私がよく貰うのは、出荷時に表面に少々傷が付いてはじかれたものです。

でも、味は同じ。皮は食べませんから、関係ないです。

(もちろん傷なしのメロンもやっぱり産地ならではの値段で手に入るので、全国の友人たちに贈って喜ばれているのです。)

私は小さい頃からこうして夏はメロンの贅沢食いをしてきたわけですが、現在のつがる市の小中学校の給食でも、夏になるとつがる市産のメロンがドーンと給食に出ます。

それほど大きくはないですが、一人8分の一個くらいでしょうか。

地産地消とか食育という点でこのメロン給食はとても良い恒例メニューですよ。

メロンをみんなで食べながら、今年のメロンの出来について話す中学生ってなかなか渋いでしょ?

将来、彼らは自分たちの出身地の特産品を一つは必ず紹介できるはずなんですからね。

最高の食育ですね。

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さて、そんなつがる市の自慢のメロンを紹介する日本初のメロン工房が東京・神楽坂にオープン。

メロンに特化した日本初のメロン専門工房「果房 メロンとロマン」

つがる市が誇るメロン5品種を中心に、オリジナルメニューをカフェで楽しむことができます。

もちろん、テイクアウトもありますし、無料で飲める「メロンフレーバーウォーター」もあります。

「味わう、香る、見る、聞く、触る」の五感の全てでメロンを体験できるつがる市のアンテナショップです。

ってニュースを知りました。

まだまだ知る人ぞ知る的なつがる市のメロンがこれを機に全国に広まってくれたらいいなと思います。

では私も東京神楽坂のメロン専門工房「果房 メロンとロマン」へ行きたいと思います。

みなさんもぜひどうぞ。では✋

 

果房 メロンとロマン

11:30~17:30 (月・火、年末年始を除く)

東京都新宿区神楽坂三丁目6-92  ☎03-6280-7020

URL https://melon-roman.com

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